

こんにちは
今日はくまちゃんモールド(商品名:シリコンモールド・ベアーおすわり・中)を使った作品を紹介します
サーカスのピエロ風な、くまちゃんをイメージしてカラフルに仕上げてみました
いかがでしょうか

キーホルダーにしても可愛いですね
~作り方~

くまちゃんの目を作ります
目の表現には、色々な方法があると思いますが、今回はシリコンモールドのフォントに含まれる「☆」を使いました
「♡」や「o」(オー)なんかも使えそうですね
シリコンパレットにOXCY UV-LED Resinと着色剤を入れて、ムラが無くなるまで混ぜます
シリコンモールド・フォントの「☆」に、シリコンブラシを使って着色したレジンを入れます

シリコンモールドに入れた着色レジンに気泡が入っていたら、シリコンブラシの先端で気泡を破壊しておきます
OXCY UV-LED lightを使って固めます(2分間照射)
両目なので、2回同じ作業を行い「☆」を2個作ります

続いて鼻を作ります
鼻の部分も目と同じ、着色したレジンを使いました
今回は「シリコンモールド・ベアーおすわり・中」を使用しています
シリコンブラシの先端に着色したレジンを付けて、クマちゃんのお鼻部分にレジンを入れます

くまちゃんのお鼻部分(凹部分)にレジンが入ったらUV-LEDで硬化します(2分間照射)
sunwardshopでは、くまちゃんモールド(ベアーおすわり)以外にも、「アニマル」や「ベアー肉球」などいろいろな可愛いモールドを取り揃えております
お気軽にお立ち寄り頂き、お気に入りを見つけて下さいね


初めに目を配置します
くまちゃんモールドの鼻の位置が最も深く、目は鼻のすぐ上にレイアウトするので、レジンを鼻回り、深さ1.5mm位入れ、先ほど作った「☆」を目の位置に配置します

ピンセットや調色ステックなどがあると位置調整に便利です
目の位置が決まったらUV-LEDで固めます(2分間照射)

花材を配置します
先程の目を設置する為に使用したレジンから2~3mmの深さ(くまちゃんの胴体の方にレジンが流れ込まない量)レジンを顔の方に入れます
花材が入ると少し胴体側に流れ出ますが、少量であれば構いません(胴体側、腹部にパールを入れる為)
ここではくまちゃんの足裏にも同様にレジンを入れ、花材を両足に配置しました。
お腹の部分には、パールを二つ縦に並べて配置しています(ボタンのイメージ)
腹部にレジンが流れない場合は、腹部のパールは別工程の方がやりやすいかもしれません(写真では別工程で加工してます)
腹部のイメージに関して詳しくはTop画像を見て下さいね
顔と足に花材を配置出来たら、UV-LEDで固めます(2分間照射)
≪ポイント≫
UV-LEDを積層させる際、深部は固まり難く、モールドの深い部分が半硬化状態の場合がありえます
最終段階まで、モールドを逆様にしたり、縦横に力をかけて、モールドを変形させたりして,
硬化したレジンとモールドに隙間を作らないことが上手く行くポイントです

くまちゃんの胴体を作ります
今回は3色を使って作成しました
各色にメタリック(パールホワイト)を入れてあります
シリコンブラシの先端にレジンを付けて、3色とも垂らします
垂らした後、ブラシで混ぜないで、マーブル調に仕上げます
腹部は3層ほどに分けて固めて行きます
1層毎にUV-LEDで固めます(2分間照射)
作業手順、、、
①顔(鼻)、②顔(目)、③顔と足裏(花材)、④腹部(パール)、⑤腹部(マーブル1層目)※上記ではここまでを解説
ここから先は、、、
⑥腹部(マーブル2層目)、⑦顔(花材内部、耳)、⑧腹部(マーブル3層目)、⑨全体

写真は⑦顔に透明レジンを入れて、耳と顔の内部に花材を入れているところです
各作業ごとにUV-LEDで固めて行きます(2分間照射)


モールドから抜けない様にひっくり返して、モールドの後ろからもUV-LEDを照射します(2分間照射)
『完成』
≪ポイント≫UVは内部に行くほど、モノの影ほど、光が通り難くなるので、モールドの裏からもUV光を十分に当てることで、全体をしっかりと固めることが出来ます
大きいモールドや、濃い色を使用した際は、回数や照射時間を多めに当てることがポイントです
※固める量が増えるほど、レジンが固まった際に発する熱量が増えます
硬化直後は楽しみなので、ついつい早くモールドから外したくなるものですが、思いの外、表面が熱くなっています
冷ますことも最後の工程だと思って、少し回りを片付けてるなどをしてから、余裕をもって作品をモールドから外すくらいの気持ちでいると良いと思います
追記 ~~キーホルダー用金具のとりつけ方~~
キーホルダー用のピンのとりつけ方は作家様も色々工夫されているようですが、ここでは、一般的な2つの方法を紹介させていただきます。
1.アイピン(先端がネジ状になっているピン)を取り付ける場合

ピンバイスで穴を開けます。
内部が固まっていないと液漏れにつながります。穴を開ける前に、しっかり確認してから作業にとりかかりましょう。不安であれば、少し多めにUVを照射します。
また、ピンバイスはあまり無理な力で押さないよう注意してゆっくりと回しましょう。ドリルが折れたり、空回りしたり、手をケガする原因になります。

2.9ピン(先端がネジ状になっていないピン)を取り付ける場合

ニッパープライヤーなどを使って、9ピンを作品のサイズに合わせて短く切ります。作品が透明でピンが目立つときは短め、着色して目立たないときは長めにすると良いでしょう。
次に棒状の部分を約90°ほど折り曲げておきます。ピンが真っすぐのまま埋め込むと抜けてしまいやすいので、折り曲げることで、ピンを抜けにくくします。レジンに埋め込まれる部分はさらに折り曲げたり、リング状にすると一層抜けにくくなります。

モールドにレジンを流し込んですぐに折り曲げた9ピンを取り付けたい位置にそっと置きます。

そのまま、すぐにUV-LEDライトを照射してレジンを硬化させます。
ピンの固定がゆるいと感じたときは、ピンの根元のあたりにレジンを追加で盛って、再びUV-LEDライトで硬化させてください。
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お気軽にお立ち寄り下さい
山田先生の「クマのオリジナルキーホルダー」作成工程をyoutubeで公開しております
作品作りの参考になるので、お時間に余裕がありましたら、是非是非見に来て下さいね